Linsta AI 操作マニュアル
マニュアル活用ガイド

他社サービスからの乗り換え

いま使っているLINE公式アカウントの接続先をLinstaへ切り替える手順です。他社サービスを利用中でも、準備を確認しながら進められます。接続の切り替えとデータの取り込みは別の作業です。過去の情報がすべて自動で移るわけではありません。

1. まずは利用状況とプランを確認する

初期設定で、LINE公式アカウントの有無・おおよその友だち数・他社サービスの利用状況を確認します。分からない項目は「わからない」を選んで構いません。質問への回答だけでLINEの接続先や契約内容が変わることはありません。

Linstaの無料プランは1,000人まで、1,001人以上は有料プランです。実際の上限は、Linstaに登録されたLINEの友だちとInstagramのフォロワーの合計で判定します。事前質問で選んだ人数や、LINE管理画面の有効友だち数とは必ずしも一致しません。料金プランで必要なプランを確認してください。

上限超過を検知した場合は7日間の猶予があり、猶予後も超過している場合に配信が制限されます。自動で有料プランへ変更・課金されることはありません。LINE公式アカウント側の料金・配信上限は別途適用されます。

2. 接続を変更する前に、必要な情報を保存する

乗り換え元の管理画面で、保存できる範囲のCSVや設定を控えてください。CSVには個人情報が含まれるため、社内のアクセスを制限した場所で保管し、AIアシスタントへの相談にそのまま添付しないでください。

  • 友だちの分類に使っているタグと、取得できる場合はLINEのユーザーID
  • 配信文、シナリオの順番とタイミング、自動返信の条件
  • リッチメニューの画像とリンク先、フォームの質問項目
  • 対応中のお問い合わせ、予約や進行中の案件
  • 現在のWebhook URLと応答設定、切り戻す場合の手順

保存方法と利用できるデータは、ご利用中のサービスの案内を確認してください。

まだ使い勝手を試している段階なら、稼働中のアカウントではなく、別のテスト用LINE公式アカウントで検証してください。テスト用から本番用へ設定をすべて自動移行する機能を保証するものではありません。

3. 切り替える日時を決めて、LINEを接続する

担当者と切り替え日時を決め、乗り換え元の予約配信や自動返信が重複して動かないように確認します。Linstaの初期設定に戻り、接続したいLINE公式アカウントの基本IDと接続情報を確認しながら進めてください。

チャネルID・チャネルシークレット・アクセストークンを保存すると、Webhook URLもLinstaへ変更されます。 後のWebhook確認画面まで接続が変わらないわけではありません。保存前の確認画面を読み、切り替えの準備ができてから操作してください。

Webhookは、LINEからのメッセージや友だち追加を受け取る接続先です。接続先を変更すると、以前のWebhookを使うツールに新しい通知が届かなくなります。同じアカウントで複数のWebhook型ツールがそのまま同時に動くとは考えないでください。LINE公式のWebhookの説明

接続後は、まず担当者自身のLINEで受信と返信を確認します。問題がある場合は一斉配信を開始せず、控えておいた接続設定と乗り換え元の手順を確認してください。

4. 既存の友だちとタグを確認する

LINEから友だちを同期する

友だち一覧の「既存の友だちを取り込む」を使うと、LINEから既存の友だちを取得します。LINE公式アカウントが「認証済アカウント」または「プレミアムアカウント」の場合に利用できます。これはLINE側の条件であり、Linstaを有料にするだけでは利用できるようになりません。LINE公式のユーザーID取得条件

未認証アカウントでは、接続前からの友だち全員を一括取得できません。接続後に友だちからメッセージを送ってもらうなど、LINEから通知を受け取った方がLinstaに登録されます。接続直後に一覧の人数が少なくても、LINE公式アカウント上の友だち関係が消えたわけではありません。

CSVで登録済みの友だちにタグを追加する

「CSVからタグを取り込む」は、Linstaに登録済みの友だちへタグを追加する機能です。最初に「CSVで書き出す」でLinstaの列名を確認してください。

  • lineUserId 列で、Linsta内の友だちと完全一致するLINEのユーザーIDを指定します。表示名や通常のLINE IDでは照合できません
  • tags 列に追加するタグ名を指定します。複数のタグは ; で区切ります。現在あるタグは削除されません
  • 見つからない友だちは新規作成されません。取り込み結果の未一致件数を確認してください
  • CSVで反映するのはタグだけです。表示名・メールアドレス・備考・過去のチャット・シナリオは取り込まれません
  • 1回の上限は5MB・10,000行です。少量のCSVで結果を確認してから残りを進めてください

他社サービスのCSVを、そのまま自動変換して取り込む機能ではありません。 取得できる列やIDを確認し、Linstaの形式に合わせる必要があります。IDがない場合は、表示名だけを頼りに別の人へタグを付けないでください。LINEのユーザーIDはプロバイダーが異なると同じ人でも変わります。LINE公式のユーザーIDのしくみ

5. 自動返信や配信を再設定してから運用を始める

保存した内容を見ながら、Linstaの自動返信、シナリオ、リッチメニューなどを設定します。乗り換え元のチャット履歴、フォームの回答、シナリオの進行状況は自動では引き継がれません。必要な記録は元のサービスや保存した資料で確認してください。

最初に担当者自身へのテストを行い、返信内容・タグ・リンク先を確認してから、お客様向けの配信を始めてください。切り替えが問題なく完了し、必要なデータを保存できたことを確認するまでは、乗り換え元の契約を急いで解約しないでください。

分からない場合はAIアシスタントに相談してください。サービス名と困っている操作を伝えれば、手順書に沿って確認できます。トークン・シークレット・パスワードは貼り付けないでください。